サッカーほど足を多様に使用するスポーツは、他に類を見ないことでしょう。
足の付け根は股関節ですから、器用に素早く、あるいは力強く足を運ぶためには、骨盤から股関節にかけてが重要なポイントなのは、自明の理ではないでしょうか。
ボールを蹴る時は軸足に重心をかけて、蹴り足は宙に浮かせていますから、股関節の位置が定まっていないと、バランスが悪くふらついて目指す目標までは思うように運べませんし、スピード・パワーも十分ではなくなることでしょう。
ふらつくほど極端ではなくとも、軸足がしっかりしていないと微妙なコントロールもできないでしょうし、これは蹴り足にも言えることです。
■ 足の付け根 股関節の痛み
サッカーの足の運びを解決する鍵は、股関節にあると言えますが、股関節の位置異常を自覚している場合は少ないですから、分かりやすい股関節のゆがみチェック方法を記しておきます。
"股関節のひずみ・チェック"
(1) 仰向けになって、膝を胸に近づけるように曲げると、膝と胸が離れているほど股関節の位置は悪いと言えます。(膝と胸がぴったり、接触するのが正常です)
(2) 仰向けになって膝を立てた姿勢で、膝を左右に倒して、床面に接触できるか。
(3) 仰向けで、片足のみあぐらのポーズをとり、床面に向けて曲げる。(床面から10〜20cm近づけば正常)
(4) 仰向けで、床面から殿部を持ち上げて体幹を軽く反らすポーズを取り、傾きや揺れをチェックする。(これは、股関節よりもハムストリンク゛ス筋の働きを確かめる。軸足・蹴り足に重要)
(5) 仰向けで、膝を立てて、左右の長さを比較し、膝蓋骨の突起の膨らみも比べる。(股関節のゆがみは膝の痛みの原因になる)
この足のつけ根股関節のゆがみがある場合は、特にかがむ姿勢をとる時に、股関節が固い分だけ深く曲げにくくなり、股関節の痛みや腰に負担がかかりやすく腰痛にもなりやすくなります。
◆ 股関節の痛み 足の付け根・腰痛が改善 (Yさん・Nさんの場合)
Yさん、元柔道選手で腰椎椎間板ヘルニアの手術を3回受けられた後も、腰がスッキリしないで、歩くのもままならない状態で、ご来院されましたが、やはり股関節はひじょうに固くて、(1)のテストでは胸と膝が30cmも離れてしまう位でした。
ウェイトリフティングの選手、Nさんも股関節が固くて腰や背中に負担がかかっていたようですが上部頚椎カイロプラクティックで、お二人とも股関節の痛み 足の付け根と腰痛 足のしびれは改善され、特にNさんは「以前よりも挙げやすくなり、自己ベストが更新できました」とのお話をいただきました。
◆ 股関節の位置異常からくるグロインペイン 鼠径部痛症候群 (Hさんの場合)
お話を、サッカーの方へ戻しますが、この股関節の位置がくるっている場合は、必ずと言っていいほど、骨盤の恥骨結合離開して、スポーツヘルニアにつながってしまう下地があると言えます。
足を極度に使用する、サッカー練習の積み重ねにより、さらにこの恥骨結合炎も増大し、周囲の軟部組織の炎症も伴い、耐えられない痛みにつながって行くのです。
ある社会人チームに所属されているHさん(35歳)は、 平成17年9月に「スポーツヘルニア」が主訴で、鋭い痛みで膝を折ってかがめないほどの状態でしたが、上部頚椎カイロプラクティックの自然治癒力・整体作用により、1時間後に帰られる時には殿部と踵がくっつくようになり、膝を深く曲げても痛みは感じない程度にまで快復されました。
上部頚椎カイロプラクティックは、頚椎の一箇所を矯正(アジャストメント)しただけですからHさんは驚かれました。「サッカーを止めようかと思っていたのですが、首の一点を押しただけで、3ヶ月も思い悩んだ痛みが消えて、信じられないくらいです」と、狐に包まれたような表情を残して、帰られました。
グロインペイン 鼠径部痛症候群にも、上部頚椎カイロプラクティックは有効です。