土踏まず 痛い 足裏の痛み
足裏の痛み・足の指・つま先の痛み
足の指の痛みや土踏まずの痛みは、体の歪みが主たる原因
体の歪みがあると、足の指が曲がってしまいます。
歩いているときに土踏まずや足の指が痛くなりませんか。
真っ直ぐに歩いているつもりでも、着地のときに足底の偏ったところに体重が掛かっている歩き方になっているはずです。
偏った歩き方を続けていると、土踏まずや足の指が痛くなってくるのです。
そして足の指に掛かる体重が特定のゆびに集中してしまい、段々と足の指が変形してきて外反母趾やハンマートゥーなどの状態になってしまうのです。
足の指の変形は足の指が曲がっているだけではなく、全身の歪みの一部分として足の指が曲がってしまっているのです。
足の指関節の歪みだけではなく、足底のアーチ変形も発生し、その延長で土踏まずが痛くなったりするのです。
足底のアーチ変形が、足裏の痛みの主たる原因
足の骨は28個の骨が集まって縦と横のアーチを形成しており、足が着地する時の衝撃吸収、クッションとしての役目や、足を蹴り出す時のバネの役割を果たしています。
足底筋膜炎症状などの土踏まずの痛みは足の骨の縦と横のアーチ変形が主たる原因で、つま先が曲がってしまっている状態がよく見受けられます。
足のアーチが崩れていると、足の指が変形して扁平足や開帳足にもつながってしまいます。
足の親指の付け根・小指の付け根・かかとの3点で全体重を支えており、その3点を結ぶラインがアーチ状の構造をしているのです。このアーチ状の構造が地面から受ける衝撃を吸収する役目を果たしています。
足底の3つのアーチ
足の指に歪みがあると、体形が崩れたり姿勢が悪くなることにつながります。
特別太ったわけでもないのにスカートやズボンがきつくなってきたという方は、歩き方姿勢が悪くなって体形がくずれてきたことが原因として疑えます。
足指変形があると歩き方に不自然な癖ができてしまい、そのような歩き方を続けるうちに体軸がズレていき、姿勢が悪くなったり体形が崩れてしまう結果になります。
おへその周りが出る → 下腹全体が出る → 胃のあたりまで出る というパターンで体形が悪くなり姿勢がくずれていきます。
同時にお尻(ヒップ)や胸(バスト)も肉がこけ落ちたり、たわんだりして形が崩れながら下がっていき、それによってスカートやズボンがきつくなってくるということが起こるのです。
歪みを正し体の軸を整えなければ、この歪みの連鎖を止めることはできません。
足の歪み矯正をはじめとして、股関節・背骨などの総合的な体の問題点を総ざらいする必要があります。
足底のアーチ不足が引き起こす、扁平足(へんぺいそく)や土踏まずの痛み
現代人は、運動不足などの要因により足底の筋肉が弱くなり、足のアーチが崩れてしまっていることが多いです。
足底の横アーチが不足していると足の甲の痛みが出たり、足の甲が平らになって開張足になるケースに陥ります。
開張足の状態のままで合わない靴を履き続けていると、親指や小指に圧力が加わって外反母趾や内反小指そしてハンマートゥなどを招いてしまいます。
足底の横アーチの不足は開帳足を、足底の縦アーチの不足は扁平足を招きます。
アーチ不足で土踏まずの衝撃吸収能力が落ちてしまっていることから、歩行時の体重のかかり方に偏りが出てしまうことが関係しています。
かかとからつま先に直線方向へ抜けるように体重が流れるのが自然なのですが、アーチ不足によって親指側に体重がかかりがちになってしまうのです。
靴に不自然なしわや斜めのしわができて左右差があったり、左右の爪先が反っていて高さが違っていたりするのは、偏った歩き方をしていることの証拠です。
体がよじれていて左右の脚の長さに差がでて、踵の骨がまっすぐ地面についていないような歩き方になっているはずです。
転びやすい人は、足が歪んで骨盤がズレていることが原因の可能性があります。足が歪んでいると、目をつぶってまっすぐ歩くことができません。
立った状態で上から爪先を見たときに足の指が曲がっていて足の爪が見えないケースや、首を前へお辞儀してバランスをとっているような体の歪みが見られるケースもあります。
体の骨の4分の1にあたる52個の骨が左右の足の部分にあり、筋肉の75%が下半身に存在していますから、足のトラブルは全身へとつながってしまうのです。
足の指が変形してしていると、様々な不都合が発生する。
- (1) 外反母趾・内反小指・かぎ爪趾などの変形性関節症
- (2) 扁平足
- (3) 股関節の痛みと変形性股関節症
- (4) 膝の痛みと変形性膝関節症
- (5) 足指先のしびれ
- (6) 足の筋肉の痙攣(けいれん)
- (7) 足底がつる(足底筋膜の緊張)
- (8) ふくらはぎの筋肉がつる
- (9) ふくらはぎや太ももの肉離れ(筋肉繊維の断裂)
- (10) 歩行困難
- (11) 腰痛症
- (12) 背中の痛み
- (13) 足の多汗症
- (14) 足の冷え
- (15) 足の指を自由に動かせない
- (16) 足の裏や指にマメができる
- (17) 足の指が平べったい
- (18) 足の親指や小指が曲がって、他の指と重なっている
- (19) 足の指の関節が「への字」に曲がっている
- (20) ウオノメやタコなどの皮膚の角質化が起きている
指の変形性と足裏の痛みへの施術法
足指関節の歪みは上記の内容のように様々な原因により発生しているわけですから、つらさや歪みが出ているところを矯正するのは感心いたしません。
対症療法は、その場しのぎになるだけでしばらくすると痛みがぶり返してしまいます。
対症療法に頼らないようにするのが賢明です。つまり、薬の服用や直接足に手を触れて足の歪み矯正をするなどの手段に頼らないようにするということです。
十全治療院では首の一点矯正で対応します。脊髄への圧迫をとり除くことで脳からの指令が足の指にまで届き、足の指の歪みも自力で矯正します。
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