手のひら多汗症は、手に流れている神経を頚椎のゆがみで圧迫して汗腺の分泌制御が滞っているのが大きな原因です。自律神経の乱れも加わって、手のひらの汗腺が制御不能になり手掌多汗症が発症します。
手が汗ばむくらいならば軽症ですが、重度の手掌多汗症の場合は手のひらから滴るように汗が流れ出たりして、書類を濡らしてしまい就業や学業にも悪影響を与えてしまいます。
緊張すると手が震えて来たりするように、緊張をともなう精神性発汗が関係して手のひらに汗をかきますから、手のひら多汗症の場合も交感神経と副交感神経のバランスが大いに関わっています。
■ 首の骨(頚椎)のズレを治せば、手のひら多汗症の治療になる。
全ての体の機能をコントロールしているのは脳の部分であり、その指令を体の隅々まで伝えるのが神経伝達というかたちで行われていますから、発汗のコントロールに対してもこの神経経路上の問題を解決して、発汗を抑制したり逆に促進(むくみ解消)
させるのが、発汗過多である多汗症の治療の一番理に適った方法なのです。
頚椎は7本あり、頚椎4番から7番、そして胸椎1番の間から腕神経叢という神経の束になって手に向かって神経が流れていますから、その手指に至るまでの経路に神経圧迫があって、それが手の多汗症の原因になっているのです。
最も多いのが、背骨である頚椎4〜7番・胸椎1番のずれにより、手に向かう神経を圧迫しているケースですが、こうなっていると手にしびれが起きたり、首の痛みを感じたりすると同時に手指まで流れている毛細血管に至るまでも、悪影響を及ぼしていますから手の冷えが伴ったりもします。
事実、手の多汗症・足の多汗症でお悩みの方は、手足がうんと冷えていることが多いですし、多汗症の汗の水分による放射冷却も伴って、さらに手足冷え性が助長されてしまいますから悪循環なのです。
お話を元に戻して、頚椎4〜7番・胸椎1番のずれにより、手指に向かう腕神経叢への神経圧迫を取り除くことが、手の多汗症の根本的な解決に至るのですが、十全治療院ではこの頚椎4〜7番・胸椎1番への施術は一切行いません。
腋の下にある腋窩神経(えきかしんけい)は、腕神経叢から枝分かれしています。 わき多汗症も頚椎のゆがみが脇の汗腺へ流れている神経を圧迫して異常に汗をかく脇多汗症の症状の原因なのです。
上部頚椎カイロプラクティックの一箇所のサブラクセーションをアジャストメント(矯正)により妨害を取り除くだけで、脳→脊髄→末梢へと神経伝達され、腕神経叢の神経圧迫や手の汗腺に対しても脳からの指令である自然治癒力・整体作用により、多汗症という機能不全は改善されて参ります。
◆ 多汗症手術や投薬には注意が必要
手のひらの多汗症手術には胸部交感神経を遮断するのが行われているようですが、局所の多汗症は止まっても術後に手のひら以外の部分の脇などから汗が出る代謝性発汗(反射性発汗)が起こることが多いようです。
多汗症手術やボトックス注入による多汗症治療であっても、現代医学を学んだ医師の知識や病院の方針を患者さんの生体に押し付けているにしか過ぎない対症療法には、真の救済など求めるべき術はありません。
■ 汗の質について
むくみのページでも詳しく触れましたが、汗とか尿も消化吸収の一連の過程で不都合が起きていると、正常な汗や尿の成分ではなくなってしまいます。
食べ物が口の中に入った瞬間から、あるいは食前に食べ物を見たり、食事を想像している時から唾液の分泌が始まり、消化吸収のプロセスが開始されています。
この唾液を分泌する、唾液腺は顎関節の周囲に存在している関係上、顎のゆがみに影響を受けやすく、唾液の分泌量の異常を招いたり 8種類ある唾液腺の分泌バランスがくるうことで、その質にも異常を来たした結果として、生成される尿や汗の質にも悪影響を与えてしまいます。
結果として、汗の質が低下し異様な臭気を放ったりする「わきが」の原因の一つともなります、口がゆがんでいる人は、顎関節症の原因にもなる顎関節のゆがみが唇のゆがみとなって現れていますから、多かれ少なかれ汗の質にも異常を来たしているはずです。
上部頚椎カイロプラクティック治療後、一つの感想として「ベタベタとしていた汗の感じがサラッとして、汗をかいた後の気持ち悪さがなくなって来ました」とのお声をいただくことが多いのですが、これは消化吸収のパターンが改善された結果として、汗の質も改良されたからなのです。
手掌多汗症を改善する、上部頚椎カイロプラクティック !