■空手 〜バランス感覚、柔軟性、スピード、パワーすべてを備えるための骨格矯正〜
治安が悪くなって、物騒な世の中になって参りましたが、伝統ある日本の空手も護身には、多いに役立つことと思われます。
とにかく、動いている相手の攻撃をかわし、間合いと打突のタイミングを計って攻撃に転じなければなりませんが、逆に相手からの攻撃を受け、打ち所が悪いと大怪我や死に繋がる訳ですから、常に危険と隣り合わせで、ボールを追うような球技とは、また違った心構えも必要でしょう。
ましてや、片足を宙に浮かして蹴ることも行うわけですから、よほど安定した重心移動バランス感覚を養っておかないと、技を仕掛けた方が隙を作ってしまい、かえって相手にチャンスを与えて仕舞うことにも成りかねません。
重心バランスを安定した状態に保つためには、体ゆがみのないシンメトリーな身体を獲得しなければなりません。それに対応する治療方法とトレーニング上の注意しなければならない点を説明したいと思います。
足は手と比べて、器用さも劣る訳ですから、華麗なハイキックを極めるのはまさしく芸術ですね、弛まぬ訓練の賜物でしょうが、バランス感覚、柔軟性、スピード、パワー等の全てを兼ね備えていなければなりません。同体格の相手では極めるのは至難の技でしょう。
■ 股間節の開脚ストレッチは、骨盤のゆがみをつくってしまう !
足を高く上げる為に、股関節 開脚ストレッチを入念に行っていることでしょうが、この辺のところは、他のスポーツでも言えることですが、かなり無理をして柔軟体操を行ったが為に、骨格を歪めて仕舞って大切な背骨のS字状カーブが減少し、真直ぐな背骨に改悪されているケースがよく見受けられます。
こうなると、体の重心も落ち着かなくなり足アーチもくるい軸足だけでは支えきれなくなり、それを補う為に例えば腕でバランスを取らなければならなくなり、次の連続した攻撃とか防御に移り辛くなりますので感心致しません。
それと過度の開脚ストレッチをしたために、骨盤の恥骨結合が開いてO脚になって仕舞うケースがあります。骨盤のゆがみが原因になり重心バランスとフットワークにも不都合が起き、アンバランスになり悪循環を繰り返して仕舞います。
■A学院大学1年の空手道部所属のNさんの例
〜O脚改善!柔軟性アップ! ハイキックのスピード増!〜
平成16年12月23日に初診で来院された、A学院大学1年の空手道部所属のNさんは、中学時代からバレーボール部に在籍していた関係上、この開脚ストレッチの悪影響で、中学生の時からO脚で悩み続け、更に大学で空手を始めてからも、開脚ストレッチを入念に行ったものですから、両膝の間に直径6cmの懐中電灯の柄が通り抜ける位の極端な膝下O脚でした。
空手部の部活が冬休みである、年末年始の2週間限定で、4回の通院で鉛筆が通りにくくなる程度の、両膝の隙間に治まりましたが、「極力、開脚ストレッチを控えるように」と注意を与えておきましたが、今はどうでしょうか
? やはり集団での練習に明け暮れる訳ですから、省く訳にも行かないでしょうから、Nさんのその後の経過を案じている次第です。
O脚が治ると、脚が内側に閉じた分だけ、股関節柔軟性も増し外側に脚を回して蹴る、上段回し蹴りであるハイキックは、逆に蹴りにくくなるのではと、想像されるかも知れませんが、「O脚が改善された分、逆に楽に脚が上がるようになり、ハイキックのスピードも増し全般的に体調がいいです」との感想でした。
これは、上部頚椎カイロプラクティックの自然治癒力・整体作用により、体のゆがみが解消されると筋肉の緊張も取れ、ストレッチをしなくても自然に体が柔らかくなり、しかも十全にバランスの取れた柔軟性を養うことになりますから完璧です。
しかも、十全治療院のカイロプラクティック治療は、上部頚椎のたった一箇所のズレ(サブラクセーション)を矯正(アジャストメント)するだけの方法ですが、自然治癒力(イネイト)の働きでO脚が治ったり、身体が自然に柔らかくなったりする訳ですから本能の働きは嘘をつきません。
空手が強くなれるのも、バランス良く体がしっかりして元気になることが大切です。
足アーチ矯正により、フットバランスも整う。