アトピー 体の悪循環を変える
自らの力で修復に導く自然療法で、アトピー症状を改善
皮膚の再生を促進 で、アトピー性皮膚炎改善
アトピー性皮膚炎症状
皮膚は膨大な面積を有していますから、これが異常を来たしていると様々な不利益をもたらし兼ねません。
アトピーは、皮膚呼吸そして体温調節が満足に行われていない状態ですから、疲れ易かったり冷え症状になったりするのはこの為です。
繰り返し述べてきましたが、上部頚椎カイロプラクティックの矯正効果により、本来の健康で元気な体へ導くことが出来ると、皮膚も活性化されて顔色も良くなるのです。
本来の元気な健康体へ導くことが出来ると、皮膚も活性化されて顔色が良くなり、元気を取り戻すことも含まれています。
皮膚を荒らさない工夫
唾液の働きが大いに関連していると「アトピピー性皮膚炎 アレルギー」の項で述べましたが、ここでは日常生活において皮膚を荒らさない工夫を少し挙げたいと思いますので、遠方の方で、十全治療院に来られそうにもない方にも、参考にしていただければ幸いです。
何かを足したり、加えたりするのではありません。
自らの力で修復に導く働きは、皮膚再生能力も備わっています。
その再生能力を妨害している要素を取り除くという発想です。
風邪の予防のページでも触れましたが、無添加の石鹸が市販されていますが、とにかく洗浄力の弱いマイルドなものを選ぶことと、カラダを洗う時に使用するボディタオルもソフトな生地を選び皮膚を傷つけないようにして下さい。
ここでは更にもう少し踏み込んで、洗髪用シャンプーも気をつけていただかないといけません。様々な洗剤の中で一番、洗浄力の強いのがシャンプーだそうですから、それがゆすぐ時に体の皮膚にかかりますと、それだけでも肌を荒らしてしまうらしいですから、よほど気をつけないといけません。
もう一つは、直接カラダに触れる、入浴時の水を浄水する点ですが、これは浴槽に溜めたお湯とシャワーの両方に必要です。
浴槽に木炭とかキャベツの芯などを入れるだけで、皮膚を荒らす塩素は中和できますが、シャワーには不可能なので、例えばゼンケンのお風呂用・浄水器は、毒性のある銀粒活性炭を使用していませんし、ランニングコストの面でもお勧めです。
悪影響を及ぼす浄水器の例
浄水器の話が出ましたので、これにまつわる思い出なのですが、世田谷区在住のK君2歳は、両頬にテニスボール大のアトピー性皮膚炎が2週間でわりと綺麗になりました。
ご近所のお子さんがそれから5名もご来られたくらい、誰が見ても綺麗になったのですが、手足にまだ発疹が残っていたので引き続き通われていたところ、1ヶ月後にまた再発してしまいました。
どちらかと言えば、初回よりももっと酷いくら位で、今度は1ヶ月経っても頬の発疹は、中々消えませんでした。
お母さんに「ここ1~2ヶ月間で、生活の上で何か新しいことを始めてはいませんか ? とりとめのないことでも何でも結構ですから、思い起こして見て下さい」とお尋ねしました。
「そう言えば、3ケ月の使用無料キャンペーンで浄水器を着けました」
私は「これだ !」と思い、ピンと来ましたので、その浄水器の使用を中止すると、K君はやはり2回で良くなりました。
(※ 効果には個人差があり、すべての方に同じ効果を保証するものではありません。)
この浄水器には、開業後まもない頃の苦い思い出なのですが、当時はポットに溜め置く形のドイツ製某社のものを使って、これで毎朝コーヒーを煎れて飲んでいたのですが、2週間の間ずっと原因不明の下痢が続きました。
こういう仕事をしていますから、こうなると余計に不安も増えてパニックに陥る手前でしたが、その原因を突き止めた結果が、この銀粒活性炭を使用した浄水器だったのです。
日本で市販されている浄水器の殆どは、雑菌の繁殖を抑える目的で、活性炭を抗菌作用のある銀でコーティングされた、銀粒活性炭を使用しています。
「微量だと無害である」とうたわれていますが、やはり毒ですから、これを翌日から浄水ポットに溜めて、10時間近く経過したものを沸かしてコーヒーをのんでいたのですから、大変だったのです。
お断りしておきますが、健康体であればあるほど、体に余計なものが入ると、正直に反応して下痢を起こしてしまうのです。いわば自浄作用です。
この自分自身の苦い体験から、K君の時もむピンと来たのですが、浄水器の効能書きを一度、確認して見て下さい。その時に中空糸膜も銀でコーティングされているケースが多いので注意が必要です。
アメリカに長く滞在されていた、ご婦人にからこういうお話がありました・・・・「向こうでは他のアレルギーは色々ありますが、日本で時々見かけるアトピー性皮膚炎は今まで、目にした事はありませんし、そういう言葉も見当たりません」
「日本では、予防接種ワクチンに使用する保存料は、欧米にて添加されているものと違うものを使用しているので、これがどうやらアトピー性皮膚炎の原因となっているらしい」との説を唱える方がいらっしゃったのとピッタリと符合します。
事実ですが、アフリカ旅行の目的で事前に、黄熱の予防接種を受けて発症した30代OLの例と、 3種混合ワクチンの後にアトピー性皮膚炎が発症した例が十全治療院においてもありますので、この説はどうやら信憑性は高そうです。
最後に「ステロイドを併用しても、宜しいでしょうか ?」とのご質問を多くいただきますが、はっきり申し上げますと、併用しない方が、賢明です。何故ならば自力で皮膚の炎症を消そうとします。
腎臓のすぐ上にある副腎から副腎皮質ホルモンを分泌するよう指令が出て、段々と皮膚が綺麗になって来ます。
外から補給すると出さなくてもいいと言う判断を脳が下して、機能が眠ってしまうのと、人工的に合成されたホルモン剤は分解されずに体内に残ってしまいます。
好転反応として皮膚から汁が出ることがよくありますが、これはステロイド軟膏が皮膚に浸透して溜まっていたものが、リンパ液を介してそとに出そうとする自浄作用ですので、ご心配は無用です。
黒っぽくなった、ステロイド焼けは時間が掛かりますが、皮膚の再生を繰り返すことにより、段々と白くなってまいります。
その他の好転反応として、大きなフケの塊のように、ボロボロと古い皮膚がむけて来ますが、これは皮膚が活性化して来た証拠で、活発に新しく正常な皮膚を再生して脱皮している訳です。