尾てい骨痛みの原因
尻もちをついて、お尻を強打した経験はありませんか ?
尾てい骨打撲や骨折による歪みが痛みの原因
尾てい骨(尾骨)は、肛門のすぐ近くにあり仙骨から下がって突き出ている状態ですから、雨の日に滑って転んでお尻を強く打った時などに、簡単に曲がったり骨折してしまいます。
尾骨は、骨盤の一部分なので骨盤が歪んでいると、座っている時に接触する坐骨が左右均一に当たらなくなって、通常では椅子に接触することのない尾骨に体重が掛かり圧迫されます。
また、病院で検査しても原因不明で、尾てい骨やお尻を痛めたような(転んだりお尻を強打した)記憶もないのに尾骨の痛みに苦しんでいる人も多いのも事実です。
その原因は、悪い姿勢による骨盤の歪みにあります。
歪んだ姿勢を続けていると、全身の筋肉や骨格のバランスが崩れて骨盤も歪んでしまいます。
その連鎖で尾骨も歪み、固い椅子に座ったり、仰向けになった時に当たって痛くなるのです。
女性特有の尾てい骨痛というものがあります!
お尻の先の尾てい骨の痛みが、圧倒的に女性に多いのには理由があります。
産後のひだちが悪い場合は、骨盤が歪んで尾骨が大きく出っ張ってしまいます。
この状態を放置すると、産後もずっと尾てい骨に痛みを感じるのです。
また、妊娠中に尾てい骨の痛みを感じる方も多く、これは骨盤が歪んでいるためにお腹が膨らむと尾てい骨のズレも大きくなるためです。