猫背が矯正されれば首の痛み・頭痛は改善する
肩の緊張がなくなれば、頭痛も改善する
からだのゆがみ矯正は、肩こりと頭痛予防にもなる。
肩こりがひどくなると頭痛の辛さがともなうことがよくあります。 椎骨動脈が頚椎の中に通っていますから、首の骨のゆがみがあると脳へつながっている椎骨動脈を圧迫して脳への血流不足が起きて頭が痛くなるのです。 頭がぼーっとなりやすいのも特徴です。
逆に、この脳の血流不足により後頭部の緊張も起きますので、後頭部~首~肩の筋肉にも緊張が伝わり、さらなる肩こりにも結びついて後頭部頭痛を発症します。
首の前湾(前方へのカーブ)が減少してストレートネックのタイプは、首肩の緊張が強くて首こり肩こりに悩まされ続けます。 後頭骨と環椎(第1頚椎)の間が狭まっていますから、椎骨動脈を強く圧迫して肩こりと頭痛に悩まされやすくなっている状態なのです。
この椎骨動脈の圧迫により、首の痛みと肩こり・頭痛以外にもめまい立ちくらみが起きやすくなりますが、これは顔の向きにより椎骨動脈の圧迫状況が瞬時に変わり、それにより脳へ流れる血液量に差が出て、一瞬の間に貧血状態になるからなのです。
その場しのぎの、首こり肩こり対症療法に頼っていませんか?
首こり肩こりの改善方法として一般的には、首・肩もみ、マッサージをしいてるのがほとんどです。 これは余計に首の骨である頚椎を歪めたり、肩・首周囲の筋肉繊維をもつれさせてしまうことになります。その時は気持ちが良くても、さらなる肩こりの原因を作ってしまう不適切で乱暴な処置をしていることになります。
まして首すじのこりや肩こりの辛さに絶えられず強く肩もみをしていると、首の骨の中を通っている椎骨動脈の血管を傷つける危険性をはらんでいることを認識すべきです。
このような首すじのこりと肩こりを根本的に改善するには肩を揉んだり、背骨をポキポキと矯正していても一時しのぎにしかなりません。肩だけに限らず体のゆがみが改善されて全身の筋肉が緩んでくることが必要です。
肩こりは体が発している一つのシグナルにしか過ぎませんので、健康体になって適度な休息を取れば肩こりも自然に回復するはずです。
表面にでている症状を安易に消し去ろうとすることは、体に起きている不都合を肩を揉んだり、温めたりして誤魔化して封じ込めているだけで、これは首筋のこりや肩こりに限らず、さらなる悪循環を生むだけです。
肩こりや頭痛のない生活を、上部頚椎カイロプラクティックで !
縦の赤いラインが椎骨動脈