むくみの原因改善を妨げる食べ物と飲み物

むくみについてのお問い合わせのお電話や、来られた方からのご質問も結構多いものですから、浮腫と食事との関連をお話したいと思います。

上部頚椎カイロプラクティックは全身が対象ですから、もちろん、むくみ改善もさして難しい問題ではありません。これは体のゆがみ矯正がなされていくのと並行して実現されます。

ところが、これだけ顔の形が良くなり、骨盤の歪みも少なくなっているのに、顔のむくみ改善が不完全なケースが時折ありました経験から、ご来院者が摂取している飲食物をチェックし、消去法で良し悪しを判別しました。

ペットボトルのお茶は、むくみの原因になる !

最初のきっかけは、中国に赴任しておられるAさんが帰国の度にいらっしゃるのですが、上部頚椎の矯正後に毎回きまって、したたるような多量の汗をかかれたことです。

この現象は、上部頚椎の矯正(アジャストメント)後、脳からの情報伝達・指令が確実になされるために、体に余分なものや水分がたまっていると、即座に排泄しようとするために、多量の汗となっているわけです。

「これは、日常において何か不要なものを摂取しているに違いない」と思い、Aさんにお尋ねしたところ、「ペットボトルに入った中国茶を毎日、飲んでいます」というお答えで、それを止めてミネラルウォーターに変えるように、お話しました。

それから後は、Aさんは施術後には多量の汗が出なくなり、まぶたのむくみも少なくなりました。基本として調理あるいは抽出してから直後にしか食べたり飲んだりしないと、変質して飲食に適さなくなるものを賞味時間が過ぎてから摂取するとむくみにつながるし、健康にも良くないと断言できます。

(※ 効果には個人差があり、すべての方に同じ効果を保証するものではありません。)

食品添加物の影響でむくみが生じるのか ?

特にお茶・紅茶・コーヒーの類は、淹れたてをすぐに飲まないと酸化して、濁ったり苦くなったりしますが、ペットボトルあるいは缶に入っているものは、時間が経過しても飲めるように、何らかの添加物を注入していることが考えられますが、そのことが災いしていると想像しています。

特に中国で売られているペットボトル茶は日本製のものより、もっと強烈な添加物が多量に含まれているために、Aさんのケースのように施術後に多量の汗を伴ったのでしょう。

むくみの取れ方が芳しくないご来院者に、むくみの原因につながっている可能性の高そうな飲食物に対して、一品づつ1～2週間単位で探ってみた結果、ペットボトル飲料の他にも豆乳、豆腐、牛乳、ヨーグルト、チョコレート、きなこ、醸造用アルコールが入ったお酒等がむくみの原因に繋がっていると判明しました。

豆乳と醸造用アルコール以外は個人差が出る場合がありますが、大豆食品に関してはアレルギーが出ているのか、国産と謳っていても輸入品の遺伝子組み換えの大豆が含まれていてむくみにつながるというような何らかの因果関係を伴っているのでしょうか ? 　

それと大豆の関連でむくんでいる場合は、顔面に赤みを伴っている場合が多いようです。

牛乳に関しては、日本人の場合は牛乳を分解する消化酵素が、先天的にあまり備わっていないことからむくみにつながっているのだと思われます。

醸造用アルコールは、人工的に合成されたものですから、体内で分解されにくくむくみにもつながりますが、健康のためにも感心しませんので、本当のお酒を飲まれた方が賢明です。

参考までに本当のお酒とは、日本酒の場合は純米酒、焼酎は乙類、ウィスキーはモルト100%のものがいいでしょう。ドイツでは純正令（ Reinheitsgebot）により、ホップ、大麦麦芽、水だけを使用したものがビールと表示することができ、日本のようにコーンスターチ、米が含まれているビールは邪道と言えるでしょう。

このように、普段何気なく摂取している飲食物が災いしてむくみを起こしている場合がありますので、注意が必要です。
ペットボトル飲料は、むくみの原因になります。