一過性のむくみと慢性的なむくみ
老化の元とアンチエイジングの敵、むくみの施術
浮腫(むくみ)の原因は、血管とリンパ管の流れの滞り
血管とリンパ管の流れが滞ると、過剰な水分や老廃物が皮下に滞留し、これが浮腫(むくみ)となります。このむくみの原因を改善するのが最良の方法であることに、疑いの余地はありません。
血液とリンパ液は代謝システムにおいて重要な役割を担ってます。血液やリンパ液が流れる血管やリンパ管、そしてさらに枝葉の毛細血管と毛細リンパ管もネットワークのように体中に張り巡らされています。
疲労・睡眠不足などの一過性のむくみと慢性的なむくみ
むくみは、過度の飲酒後や寝不足などの一過性のものと、慢性的なものの二つに、原因別に分けることができます。
一過性のものは、しばらくの間お酒を飲まないでおいたり、十分に就寝して疲れが取れれば顔のむくみ改善も含めて自然に消滅しますが、病的なむくみの改善は疾病の修復が原則になります。
「むくみの改善法」と称して、マッサージや温浴、運動エクササイズ、食事療法、サプリメントなどが本や健康情報誌などの紙面をにぎわせているのが現状ですが、これでは永続的な救済には至らずに一時しのぎにしかなりません。
慢性的なむくみの場合も同様で、薬を服用し続けるだけの対症療法ですから、同じく真の修復には至らないのです。
現代医学的な講釈は巷にあふれていますし、それでは真の救済には至らないことも、ここをご覧の方はご存知でしょうから、ここでは1989年からの、私の経験からの独創的な観点からむくみについて論じてみたいと思います。
もうひとつは、むくみを生じやすい飲食物を排除することで、むくみをある程度解消することも可能ですから、それらをご紹介して、遠方のために十全治療院にはいらっしゃることができない読者の皆様にも、お役に立てるのではないかと考えております。