顎関節症大全
顎の痛みと顎関節症について
歯のかみ合わせと顎関節症の施術方法
顎関節症の辛さで、「口が大きく開かない、開口トラブル」、「食べ物を噛むと痛い、顎関節痛」、「口の開閉時に音がする、顎関節雑音」などで、お悩みの方は結構いらっしゃるようです。
顎関節のゆがみは、歯の噛合わせにも異常が生じて、食いしばるくせが噛みしめるくせや歯ぎしりぐせなどを招いて悪循環になってしまうのです。
歯やあごに不自然な力を加えている日常生活の癖は「態癖(たいへき)」と呼ばれています。 頬杖や、唇をかみしめたり、舌で歯を押したりするなど様々あります。
これらの態癖は、1日当たり100回以上も行っている場合もあり、1回分はさほどの刺激ではないのですが、毎日の回数が多いと態癖による刺激が歯や顎に負担をかけてあごの骨の変形を招く場合もあり、上部頚椎矯正後の自然修復の妨害になりますから注意が必要です。
一口で申し上げますと、「顎関節の位置がくるっているから、様々な辛さに悩まされている」、ことになりますが、口が開かない顎関節だけではなく、15種23個の集合体である頭蓋骨全体がゆがんだ結果、その一部分である顎も定位置ではなくなっているのです。
体調と骨格のゆがみは相関関係にあります。体調が悪くなればなるほどに、身体全体が大きくゆがんでくるというかたちになります。体のゆがみは、顎関節症顔のゆがみとなり顎関節の痛みの原因になるのです。
顎関節は極めて耳に近い所に位置しているために、耳鳴りや眩暈(めまい)を伴うことも多く、その他に肩こりや腰痛、股関節・膝の痛みなど、全身のあちこち同時に悩みを抱えていることがほとんどです。
したがって、顎関節あるいは頭蓋骨に限定した施術や、悩みやつらさを改善するためだけの施術ではなく、悪循環を断ち健康体へと導く、全人的な施術を目指していかなければ、あごの痛みの解決には至りません。
(※ 効果には個人差があり、すべての方に同じ効果を保証するものではありません。)
下顎(オトガイ)のゆがみ 施術前 |
下顎(オトガイ)のゆがみ 施術後 |
(※ 効果には個人差があり、すべての方に同じ効果を保証するものではありません。) |
めまいの原因になりやすい平衡感覚は、内耳にある三半規管と前庭神経