「朝起きたら、首がつるような感じで首が痛くて回らない」、首と頭が固定されてロボットのような不自然な感じ・・・・こうなれば、ぎっくり腰の症状と同じように日常生活に制限が出てしまいます。
首寝違いですね、このように「首が痛くて、思うように首が動かせない」・・・・お話をお伺いしていると、この寝違えの症状を何度も繰り返している患者さんが多いのです。
「首から肩が固まった感じで動かない」、あるいは「首をまわすと、ジャリジャリといやな音がする」と顔をしかめての、ご来院が多いのです。
■ いかり肩は、寝違えになりやすい
寝違えを繰り返している方の特徴は、いかり肩になっていることです。 集中して首肩背中に緊張がある、いかり肩の人は、「朝起きると首が動かなくなった」と駆け込みのご来院がとても多いのです。
いかり肩は、正面からみると鎖骨の左右の先端が上がってV字に見えるのが特徴です。 その分、背中の肩甲骨もせり上がって背中が詰まったように背骨の胸椎のひずみも起きて、寝違えの原因になりやすいのです。
肩幅が狭くなって左右差があるのも肩や背中の緊張があるタイプです。 肩幅矯正もなされて肩幅が拡がると背骨の胸椎のズレも治まり寝違えの原因が解消されて参ります。
1年に4〜5回は寝違いが起きるという方もいらっしゃるくらいで、こうなると「寝違えが、癖になっている」その都度、首を冷やしたり、首を牽引したりして誤魔化して来ただけで、一時しのぎの根本的な寝違えの対処法を施せないままですから、何度も寝違いを繰り返す羽目になるのです。
■ 背中が痛い肩甲骨のゆがみがある人も、寝違えの常習者
左右の肩甲骨がゆがみ内側に寄ってきて、左右の肩甲骨の膨らみと角度が違っていませんか ? こうして背中の筋肉の緊張しているのは、典型的な肩こり背中こりタイプが下側の女性モデルです。背骨の胸椎部分にも歪みがあり寝違えを繰りかすタイプです。
肩甲骨がスライドして腕を上げたりしていますから、四十肩五十肩の原因にもなります。 「真っ直ぐに体を伸ばして眠れない」という訴えも多いタイプです。
■ 首牽引は、逆効果
寝違い対処法として首のけんいんは良くありません。 それは首を引っ張ることによって、頚椎のズレを矯正しようという単純な発想で行ってはいるのですが、実際には頚椎のズレているところは周囲の筋肉や靱帯が固まって拘縮を起こしています。
首を牽引しても目的の箇所は動かずに上下の何ともない部分が引っ張られ、頚椎全体の正常な前弯が減少して首が真っ直ぐな、ミリタリーネックやストレートネックになってしまいますので、かえって逆効果なのです。
■ 寝違いの原因 背中の骨のズレ
私が臨床を重ねるごとに発見したことなのですが、頚椎症である寝違いの原因の大半は、頚椎ではなく上部胸椎の背骨のズレによって発症しています。・・・・首ではなく背中の骨のズレが原因なのです。
実際にずれている胸椎の横突起を指で押したまま、患者さんに首を回した時は少し動きが良くなり、押さえている胸椎の指を離すとまた首の動きが悪くなりますから、背中の骨のズレが原因なのは明らかなのです。
■ 一時しのぎではない、寝違え治療法
しかしながら、十全治療院では胸椎のズレを直接に手で矯正するようなことはしません。 首の骨を一ケ所のみ矯正するだけで寝違えにも対応いたします。
上部頚椎の矯正により、脳と脊髄神経の中継部分に神経圧迫がなくなった分、胸椎の位置異常の情報が的確に脳に伝わり、患部の胸椎に完璧な指令を伝達して修復する作業がなされ、首の痛みが消えて首が自由に動くようになり寝違えや首こり肩こりも自然に治るかたちになります。
なお、脳からの指令が届くのは胸椎のみだけではなく全身に及びますから、上部頚椎矯正後の状態を維持管理させることにより体調不良が整い元気になり、その過程で寝違えを含めた様々な辛い病状や症状が改善します。
自然治癒力の形や姿は目で見ることは不可能ですが、上部頚椎カイロプラクティックの自然治癒力・整体作用により顔のゆがみが解消されたり、体の末端の指関節症の足の指が伸びたりすることで証明できると思います。
寝違えや首の締め付け感は、上部頚椎カイロプラクティックで改善しましょう。