■ 不整脈の乱れを自己チェック
不整脈や動悸の前兆を調べる手段は、何も心電図だけではなく四指を使って手首の脈拍の強さとリズムを調べるのも簡単な一つの方法です。
動悸などの訴えがある方は、脈が忙しく落ち着きのない跳ねるような脈の打ち方をしていて、時々リズムが飛んでいます。 しかも弱くて力強い元気な脈の打ち方ではくなく、弱くて覇気のない脈の打ち方が多いのに気付かれることでしょう。
上部頚椎の矯正(アジャストメント)の直後に、このような脈がはっきりと勢いよくリズムよく落ち着いた脈の打ち方に変わり、しかも軽やかになるのを患者さんに確認して戴いております。 これは横隔膜の位置が矯正された結果、治療後に治療前の脈の打ち方よりも滑らかになっているのを、患者さんご自身も、その感触を実感されます。
心臓の機能的な疾患である不整脈は、心臓の働きが悪いために脳へ血液が流れにくくなって、頭部への血流が30%低下すると発症すると言われています。 貧血を招いたり器質的な心血管性疾患につながって参りますから看過できない問題です。
心臓や血管の病気にもつながる怖い病気として、いびきが酷くなると睡眠時無呼吸症候群(SAS: Sleep Apnea Syndrome)といって、睡眠中に呼吸がたびたび止まるような症状になりになり熟睡できません。 睡眠中の酸欠状態が心臓に負担をかけて動悸や息切れ不整脈の原因になりますから鼻づまりは要注意です。
■ 上部頚椎カイロプラクティックの動悸 息切れ不整脈への効果
正常であれば心臓は1日に約10万回ほど、収縮と拡張を交互に繰り返し拍動していますが、このリズムがくるっているのが不整脈です。 薬や手術に頼らず自然治癒力により自然な拍動に戻すのが理想であり、身体に優しいのが上部頚椎の治療効果なのです。
心臓は体に必要な脈拍数を作ってポンプの役割を果たして、一心拍ごとに協調して無駄なく働いて全身と肺に血液を送り出すことができれば、栄養と酸素補給そして免疫力が高まり、体の全ての機能が正常に働くきっかけとなるのです。
動悸・不整脈治療のページで、血液検査の数値まで正常になり、血液の質まで好転した例をお話しましたが、69歳の年齢でもこのように快復されましたとおり、我々の体には自然治癒力という治す働きが備わっている結果なのです。
上部頚椎カイロプラクティックの矯正(アジャストメント)により、自然治癒力(イネイト)が十分に働き、そしてその状態を維持することにより、血液の質まで変えることも可能であるし血管そのものも蘇っているはずです。
対症療法に頼っていれば、臭いものに蓋をしているだけですから体調不良は永遠に続くことでしょうし、薬の副作用による不都合がさらに悪循環に輪をかけてしまうことになるでしょう。
動悸は、ある意味において体が発している一つの信号に過ぎないのであって、対症療法では、これを消そうとして躍起になって、薬物を投与して急場をしのいでいるうちに、前述の渋谷区在住のK子さんのように副作用のネットワークが連結されて、病気のオンパレードに陥ってしまうのが関の山ではないでしょうか・・・
■ 不整脈の治癒過程では、薬の軽減など繊細な対応が必要!
上部頚椎カイロプラクティックの自然治癒力・整体作用により、不整脈自体が快方に向かっていることを実証しても、やはり患者さんサイドの恐怖感からでしょうか、あるいは施術自体がたった一箇所だけで、「こんなことで、不整脈が治るのだろうか」という疑心安疑に陥っているからでしょうか、トントン拍子で事が進むとは限らないのです。
それは、患者さんサイドでの不整脈が治るための、発想の転換が必要になって来るのです。 矯正後は、通院している病院に出向かれて心電図等により再検査を実行し、今までの薬の量あるいは質(種類)でいいのかを担当医の指示を仰ぐ必要があります。
「今までの通院サイクルだと1ヶ月後の予定なので、その時にします」とかは言ってはおられないのです。
せっかく不整脈が治り始めているのに、早急に調べて対処しないと薬の量が多過ぎて効き過ぎることになりかねません。 あるいは外から薬物等で処置をしていると体が不整脈という不都合に対して何とかしようと対応し始めているのに、「外から薬効成分を補給しているので、頑張らなくてもいいや」と、せっかくの治そうとする機能が劣ってしまいます。
この薬を加減したり、場合によっては中止したりするタイミングがひじょうに大切なのですが、病院サイドでは、「一時的に良くなっているだけでは」、あるいは慎重になる傾向になりますから、「現行の薬の量で種類も変えずに様子を見ましょう」となることが多いのです。
これに素直に従わない方が無難な場合もあるはずなのですが、場合によっては転院したり主治医を変える必要も出て来ることでしょう。 また、治療の初期は刻々と変化することが多く、少なくとも週に一度は心電図検査を受けられることをお勧めしますので、個人で開業されている内科医院に行かれる方が賢明でしょう。
小規模な個人開業医の方が、こまめに対応していただけることが多いようです。
◆治療例:糖尿病をお持ちのRさん 血糖値に嬉しい変化が・・・
血管の病であると言われている糖尿病の例ですが、十全治療院に通院されたことのある理髪店の店主のご紹介で、歩行困難なくらいの腓腹筋(ふくらはぎ)の強い痛みとふくらはぎがつる症状を訴えて、平成18年7月にRさんがご来院されました。
2回目の通院時には、「先生、足の痛みが半減して歩けるようになりましたが、驚いたことに血糖値が薬を飲んでいても、200までしか制御できなかったのに、180にまで下がりました。 糖尿病にも効くのですね・・・・」
「Rさん、これからは注意しないと、上部頚椎調整で自然治癒力の働きにより血糖値が正常値に近づいていますから、薬の量を加減しないと低血糖になり倒れてしまう可能性があります」
「応急処置が可能なように、飴玉を常に携帯することと必要に応じて薬を減らして行く方向へ持って行かないと、『外から補給しているので、体がインシュリンを出さなくてもいいや 』 と判断して、せっかくの治そうとする内なる働きが眠ってしまうことになりかねないです」、と締めくくりました。
Rさんは、携帯用の血糖値測定機を病院から、貸与されていますので刻々と変わる血糖値の変化にも、薬を加減したりして即時対応が可能ですから、糖尿病が治癒するのには最短距離で望めることでしょう。
問題なのは、2週間に1度もしくは月に1回の通院サイクルで、その時しか血液検査をしないケースです。糖尿病の程度は軽くても、いくら上部頚椎カイロプラクティックで的確に対応していても、これではRさんより、糖尿病が治るのは遠のいてしまいます
話が長くなりましたが、動悸・不整脈の場合も、これと同様で対症療法と決別する強い意思と日々の努力も必要なのです。
※ 携帯型心電計側機器が各社から発売されておりますので、動悸・不整脈治療に併用するのには、いいかも知れません。
我々の体には動悸・不整脈さえも克服する自然治癒力が備わっている。