動悸・不整脈をも解消する、自然治癒力の働き !
動悸・不整脈治療の最後に、血液検査の数値まで正常になり、血液の質まで好転した例をお話しましたが、69歳の年齢でもこのように快復されましたとおり、我々の体には自然治癒力という治す働きが備わっている結果なのです。
上部頚椎の矯正(アジャストメント)により、自然治癒力(イネイト)が十分に働き、そしてその状態を維持することとにより、血液の質まで変えることも可能であるし血管そのものも蘇っているはずです。
対症療法に頼っていれば、臭いものに蓋をしているだけですから永遠に続くことでしょうし、薬の副作用による不都合がさらに悪循環に輪をかけてしまうことになるでしょう。
動悸は、ある意味において体が発している一つの信号に過ぎないのであって、対症療法では、これを消そうとして躍起になって、薬物を投与して急場をしのいでいるうちに、前述の渋谷区在住のK子さんのように副作用のネットワークが連結されて、病気のオンパレードに陥ってしまうのが関の山ではないでしょうか・・・
不整脈あるいは動悸の前兆を調べる手段は、何も心電図だけではなく四指を使って手首の脈拍の強さとリズムを調べるのも簡単な一つの方法です。
動悸などの訴えがある方は、脈が忙しくて所々にリズムが飛んでいる場合が多く、しかも力強くではなく、覇気のないような脈の打ち方が多いようです。
上部頚椎の矯正(アジャストメント)の直後に、このような脈がはっきりと勢いよくリズムも軽やかになるのを患者さんに確認して戴いておりますが、治療後に治療前の脈の打ち方よりも滑らかになっているのを、患者さんご自身も、その感触を実感されます。
そのように、上部頚椎カイロプラクティックの自然治癒力・整体作用により、不整脈自体が快方に向かっていることを実証しても、やはり患者さんサイドの恐怖感からでしょうか、あるいは施術自体がたった一箇所だけで、「こんなことで、不整脈が治るのだろうか」という疑心安疑に陥っているからでしょうか、トントン拍子で事が進むとは限らないのです。
それは、患者さんサイドでの不整脈が治るための、発想の転換が必要になって来るのです。
即座に、通っておられる病院に出向かれて、心電図等により再検査を実行し、今までの薬の量あるいは質(種類)でいいのかを担当医の指導を仰ぐ必要があります。
「今までの通院サイクルだと1ヶ月後の予定なので、その時にします」とかは言っておられないのです。
せっかく不整脈が治り始めているのに、早急に調べて対処しないと薬が多すぎたりして、あるいは外から薬物等で処置をしていると、体が不整脈という不都合に対して何とかしようと対応し始めているのに、「外から補給しているので、頑張らなくてもいいや」と、せっかくの治そうとする機能が眠ってしまいます。
この薬を加減したり、場合によっては中止したりするタイミングがひじょうに大切なのですが、病院サイドでは、「一時的に良くなっているだけでは」、あるいは慎重になる傾向になりますから、「現行の薬の量で種類も変えずに様子を見ましょう」となることが多いのです。
これに素直に従わない方が無難な場合もあるはずなのですが、場合によっては転院したり主治医を変える必要も出て来ることでしょうが、個人で開業されている内科医院とかに行かれる方がいいでょう、それは特に治療の初期は刻々と変化することが多く、少なくとも週に一度は心電図検査を受けられることをお勧めします。
小規模な個人開業医の方が、こまめに対応していただけることが多いようです。
血管の病であると言われている糖尿病の例ですが、十全治療院に通院されたことのある理髪店の店主のご紹介で、歩行困難なくらいの腓腹筋(ふくらはぎ)の強い痛みを訴えて、平成18年7月にRさんがご来院されました。
2回目の通院時には、「先生、足の痛みが半減して歩けるようになりましたが、驚いたことに血糖値が薬を飲んでいても、200までしか制御できなかったのに、180にまで下がりました。 糖尿病にも効くのですね・・・・」
「Rさん、これからは注意しないと、上部頚椎調整で自然治癒力の働きにより血糖値が下がりだしているので、薬の量を加減しないと低血糖になり倒れてしまう可能性があります」
「応急処置が可能なように、飴玉を常に携帯することと、必要に応じて薬を減らして行く方向へ持って行かないと、『外から補給しているので、体がインシュリンを出さなくてもいいや 』 と判断して、せっかくの治そうとする内なる働きが眠ってしまうことになりかねないです」、と締めくくりました。
Rさんは、携帯用の血糖値測定機を病院から、貸与されていますので刻々と変わる血糖値の変化にも、薬を加減したりして即時対応が可能ですから、糖尿病が治癒するのには最短距離で望めることでしょう。
問題なのは、2週間に1度もしくは月に1回の通院サイクルで、その時しか血液検査をしませんから、糖尿病の程度は軽くても、いくら上部頚椎カイロプラクティックで的確に対応していても、これではRさんより、糖尿病が治るのは遠のいてしまいます。
話が長くなりましたが、動悸・不整脈の場合も、これと同様で、対症療法と決別する強い意思と日々の努力も必要なのです。
※ オムロン携帯型心電計(HCG-801)が発売されておりますので、動悸・不整脈に併用するのには、いいかも知れません。
我々の体には動悸・不整脈さえも克服する自然治癒力が備わっている。