スキーを快適に滑るのには、緩急斜面を問わず、体のバランスが大切なのですが、特に重心の安定を図るのに、股関節から膝→足首→足底感覚(フットバランス)、この連携が重要です。
骨盤の歪みがあると股関節の位置も狂い、股関節の痛みをとなうことがあります。 そして股関節の歪みからO脚・X脚も伴っていますから、スキー板を並行に揃えて保つのは困難を極めますので、これも不安定要因の一つです。
左右(山足・谷足)のエッジを自由自在に使いこなす・・・・これはリズミカルなターンを行うには、欠かせない要素ですが、やはり体のゆがみがあれば、中々旨く運びません。 ターンが不安定でなく快適にスキーを滑るのには、シンメトリーなボディが理想です。
雪面は千変万化ですし、しかもスピードがついて滑っている訳ですから、視覚よりも足底感覚で雪面を捉えるフットバランスが重要ではないでしょうか、同時に足首・膝・股関節は車に例えるとショックアブソーバになりますから、雪面の凹凸による体の振動を吸収して、状態が揺れないように、これが更に安定した滑りに繋がって行く訳です。
ゴルフのページでも述べましたように、スキーにおいても足の指で地面を掴む感覚が必要ではないでしょうか ? 直接に雪面を掴むのは不可能ですから、ここではスキーブーツのインナーソールが地面のつもりですが、特に母指球(親指の根元の脹らみ)と小指球(小指の根元の脹らみ)に体重が掛かっているフットバランス感覚が、適度な前傾姿勢を保ことにもなり重要です。
この母指球と小指球の繊細な体重バランスの使い分け、そして足の指の使い方からも、左右のスキーエッジの緩急自在なコントロールにより、より精妙なターンが可能になり、快適に滑りに繋がって行くのですが、股関節・膝・足首からの連携が大切なのは、勿論のことですし、これ等の関節の柔軟性も要求されます。
■ 体軸を安定させるのには、インナーマッスルの大腰筋が重要
それから、特に大腿部の付け根と胴体の絶妙な角度を保ち、股関節→膝→足首→足底感覚へと繋げていく上での重要な角度なのですが、これは腹筋群よりもインナーマッスルの大腰筋が要となって働いています。
この大腰筋は腹部の奥深いところにあり、腰椎の前部から股関節に渡る大きな筋肉であり、普段は動き殆ど気が付かずに使っていますが、スキー時の姿勢のように股関節で、体軸を浅く折り曲げた時に、上体を支えるように働いている筋肉です。
ところが、このような理想的な事柄は、体がしっかりしていないと机上の空論に陥ってしまい、努力し訓練を積み重ねるというのとは、異なった次元での解釈が必要です。
■ スキー転倒時に多い、尾てい骨打僕
スキーで転んで尾てい骨強打の後遺症を抱えて、ご来院される方がいらっしゃいますが、スピードが出ている上に雪上で足をすくわれて尾骨強打しますから、尾てい骨も大きく曲がってしまいます。
つまり、カラダは怪我が治ったり、傷が癒えたりするのは、意識のコントロールによってではなく、全てが本能の働きでなされる訳ですから、このようなスキーを快適に滑れる体になる為には、体全体のバランスを整える治療法が求められる訳ですが、対症療法で治療することは不可能です。
■ スポーツ選手の上達に貢献する治療法
上部頚椎カイロプラクティック治療は、患部には全く手を触れない原因療法であり、一時しのぎの対症療法ではありません。 自然治癒力・整体効果により、同時に全身(頭の天辺〜爪先まで)が整う方向へ向かいます。 上記のようなスキーを滑るのに適応した体軸のブレのない体にも自然に近づいて参ります。
快方に向かうごとに、全身の体のゆがみが改善される法則があります。 目で見て可能な体の部位としまして、症例写真の顔の歪み矯正と足指変形と足裏の痛みをご参照いただければ幸いです。
さらに、自然治癒の働を理解いただくためには、患者さんから戴きました直筆の治療体験を拝読戴ければいいでしょう。
快適なスキーの滑りも、上部頚椎カイロプラクティックでフットバランスを整えてから。