腱鞘炎 手首 痛い
手首が痛くて雑巾もしぼれない、腱鞘炎の辛さ
手首が痛い腱鞘炎の原因 とは
手首が痛い、立ち上がる時に手をつくと痛いなどの状態が続いていませんか。
IT機器を使う方に、マウス腱鞘炎やキーボード腱鞘炎が増えています。
これらの腱鞘炎の原因は、マウスクリックやキーボードのタイピングのために、毎日、回数多く手指を使い過ぎているからです。
腱鞘炎は、手・指・腕を長時間繰り返し酷使することにより発症することが多いのです。
その原因の上位に挙げられているのは、パソコンのキーボードでの入力作業による影響なのです。
ある試算では、PC作業をお仕事にされている方は、少なくとも一日に1万回はキーボードを叩いているそうです。
そのような方の場合、手指にかかる負担はかなり大きくなると推測されます。
「手指・手首・腕と肩が重だるい」「手の動きが鈍くて、痛くて、動かしづらい」「手指がしびれる」「指の腫れが出て来た」などの訴えが後を絶ちません。
特に手のひら・手の甲・手指の圧痛や曲げ伸ばしの時の痛みを感じるのであれば、腱鞘炎のつらさが出ている可能性が高いと言えます。
手の指や手首の屈曲時に、カクカクと音がなる場合も要注意です。
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腱鞘炎の痛みをチェック
気になる手首の痛み 首が原因の可能性が高い。
腱鞘炎ならびに手指の異常がある場合、脊髄から枝分かれした神経が腕神経叢(神経の束)となって、手に向かって流れている部位に、神経圧迫を伴っていることが原因になっていることがあります。
この腕神経叢は、7個ある頚椎のうちの頚椎4~7番の間から手に向かっている神経の束です。
首の骨がズレて、この頸椎の部位に神経圧迫が起きると、手指へ十分に神経伝達がなされなくなります。
腱鞘炎も含め手指の動きが鈍くなったり、しびれや痛みが伴ったりなど様々な不都合が出てくるのです。
親指の付け根関節の脱臼が腱鞘炎の原因に
ドゥケルバン腱鞘炎と名付けられた特別な腱鞘炎があります。
親指に起こる腱鞘炎で、それに特化した手術も広く行われているようです。
そのようなドゥケルバン腱鞘炎に対する私の見解は、経験上から得られたことなのですが、他の医学的な見解とは異なります。
手の親指以外の指関節は蝶番関節(ドアの蝶番のような)という形状をしています。
親指の付け根の手首に近いところの関節は鞍関節と呼ばれ、馬の鞍が乗っかっているような形状をしています。
この鞍関節は、加わった力の度合いや角度によっては、極めてズレて脱臼しやすい形状になっています。
フライパン・中華鍋を握って親指に圧力が加わった時や、テニスのラケット、剣道の竹刀を握った時などに、この親指の付け根の鞍関節がズレて、手首腱鞘炎の原因になりやすいのです。
文字通り腱鞘とは、鞘の中で腱がスライドして関節の動きを補助しているのです。
この腱鞘が歪んだり、引っ張られたりして、引きつれが起きると関節が自由に動かなくなります。
これが腱鞘炎のつらさが出る仕組みです。
腱鞘炎から脱却するのには、 全身の歪み矯正が必要
ほとんどの腱鞘炎の原因は、手指や手首などの関節の歪みなのです。(他の関節部位にも腱鞘炎は起こります)
そのため、体の歪み矯正が腱鞘炎の改善には不可欠となります。
腱鞘炎の出ているつらいところのみの歪みをとればいいというものではありません。
手首が歪んでいる以上は頭や首も傾いて、骨盤の歪みも伴っているはずです。
すなわち、手首の手根関節以外にも、全身の歪みの影響が全身に及んでいます。
あいにく、腱鞘炎に対しては、つらさが出ている部分のみに処置を施して、人工的に痛みを取り去ろうとする対症療法がほとんどです。
例えば、鍼を打ったり、温めたり、手首を手技矯正したり、腱鞘炎テーピング、腱鞘炎ストレッチなどが対症療法に分類される方法です。
その場しのぎに終わってしまうどころか、かえって弊害をもたらす恐れもあるためおすすめできない方法です。
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首の一点矯正が腱鞘炎を軽減させる。
十全治療院では、上部頸椎の矯正で腱鞘炎に対応いたします。
矯正によって、脳から全身への神経伝達が十分に行われるようになると、体全身の歪み矯正が脳からの指令によって促され、手首や手の指、頸椎などを含め全身の歪みがとれていくと、自然に腱鞘炎の痛みも和らいでいきます。
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全身が快方に向かう様子を、顔や足の指の変化で確認していただければ幸いです。
顔の歪み矯正写真例、足の指の歪み矯正写真例をご参照ください。首の一点矯正のみの施術方法です。
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