顎関節症は、頭蓋骨のゆがみから来る。
「顎関節症」は、顎関節症(1)でも述べましたように、体の調子が悪ければ悪いほど、全身の骨格がゆがんで参りますから、顎の位置異常も全身症状の一部分にしか過ぎず、ゆがんでいる特長は個人差があり、特に顎関節が大きくズレている、ゆがみ方をしているにしか過ぎません。
初診時の「体のゆがみチェック」の項目に顎関節の動きを治療前と治療後に確認しておりますが、全ての患者さんに何らかの異常が見受けられます。 それはゴリゴリと音がしたり、ほとんど開かなかったり、それ以外にも、十全治療院では、口を開いた時と閉じる時の、顎関節の動きのタイミングと動く距離、そして外へズレる動きをしていないかを調べます。
このように顎関節の動きに異常があると、食事の時も偏った噛み方をしていますから、このような状態では年月が経過しますと、さらに顔がゆがんでしまいます。
それに、顎関節のゆがみは噛合わせにも異常を来して、食いしばるくせがあり顎に負担をかけてしまいますが、これも噛みしめるくせや歯ぎしりなどの噛みぐせを招いているのです。
ただし、十全治療院では、このような場合も噛み方を意識して、正すようなことはしないように指導していますが、それは生体は不都合な状態が起きていても、悪いなりにも精一杯、かばって補正作用としての動きをして頑張ろうとしていますし、治癒するための条件はつけていますから、後は自然に任せておいた方が治りやすいです。
偏った噛み方をしていたり、噛み合わせが良くないと、32本の永久歯全体に均一に圧がかかるのではなく、偏ったところに圧がかるために、虫歯になりやすくなったり、歯茎に炎症が起きやすくなったりもしますし、歯一本一本に流れている神経伝達も滞りがちになり、歯の恒常性維持も困難になり、こういった意味からも虫歯になるリスクも高くなります。
唾液でも、歯を洗浄して虫歯を予防する働きがありますから、この面でもリスクを負うことになりますが、「食後30分以内は、歯磨きをするな」という説もあるくらいで、それは唾液で歯を洗浄している暇を与えないうちに、歯磨きをするのはナンセンスであるという意味です。
その他、顎関節異常がもたらす、悪い異味での波及効果は、唾液腺を圧迫して唾液の分泌を妨げ、消化吸収にまで悪影響を及ぼし、さらに胃腸に負担かける羽目になりかねません。 そしてこの唾液の分泌異常により、むくみが起きたり、唾液ホルモンであるパロチンも不足して、皮膚も痛んで参ります。
耳の穴と顎の先端である下顎頭は、きわめて位置が接近していますから、顎関節の位置異常により、耳鳴りやめまいを伴っていることがよくありますが、この内耳が関係している平衡感覚が、くるうと転びやすくなったりして、思わぬ怪我や事故につながる可能性もあり、要注意です。
逆に十全治療院のカイロプラクティック治療を受けられた後に、顎関節の位置が正しい方向へ向かう時に、耳を刺激して好転反応として、めまいや耳鳴り、あるいは耳がツーンとしてトンネルの中に入ったような、一過性の現象が起きる場合がありますが、これによりダメージが残ることは一切ありませんから、ご安心ください。
十全治療院では、これらの悪循環を来たしている現象を直接、取り去ろうという発想ではなく、自然治癒力の働きにより難なく解決するために、上部頚椎のたった一箇所のズレ(サブラクセーション)を矯正(アジャストメント)するだけ、ようするに横向きになって首のところを軽くポンと押す、一瞬で終了する簡単なものですが、これにより全身が快方に向かいます。
したがって、顎関節症を治そうと考えて、部位別に治療方法を変えるのではなく、何方がご来院されても、どのような症状でも頚椎の一箇所の矯正で対応し、上部頚椎カイロプラクティックの自然治癒力・整体作用により解決します。
歯やあごに不自然な力を加わえている日常生活の癖を「態癖(たいへき)」と呼んでいますが、 ほおづえや腕を顔の下に敷いて寝る腕枕や肘枕の睡眠姿勢のほか、唇をかみしめたり、舌で歯を押したりするなどの様々な癖があります。
これらの態癖は、1日当たり100回以上も行っているケースもあり、1回程度ではさほどではないのですが、回数が多くなると歯や顎に負担をかけて顎の骨の変形を招いたりしますから注意が必要です。
顎関節症は、上部頚椎カイロプラクティックの自然治癒力・整体作用により改善 !
めまいの原因になりやすい平衡感覚は、内耳にある三半規管と前庭神経
