Q. 他の整体での頭蓋骨矯正後に頭痛が続いてますが、よくなりますか ?
A. 頭の骨に無理な力が加わったたので、正しい位置に戻れば大丈夫だと思われます。
頭蓋骨に力を加えて矯正する方法が一般的です。
しかし、頭蓋骨も何らかの理由があって歪んでいるわけですから、それを無理やり力を加えて矯正するのは危険です。
例えば左足を痛めていると、右足に体重を掛けて左足をかばって立ったり歩いたりします。
その分骨盤の傾きも発生しますが、骨盤を傾けてバランスをとっている補正的な体の歪みです。
これは、左足がさらに悪化しないように歪んでいるのです。生体の本能的な計らいが悪い状態における最善を尽くした結果としての歪みです。
それとは違って、むやみに頭の骨に力を加えて矯正するのは、自然の理に適っていないことになります。
自然に背いた無理な矯正が、頭の痛みという結果をもたらしたのです。
頭蓋骨は、15種23個の骨が集まっている。
頭蓋骨を構成する23個の骨の各々が、ジグソーパズルのようにきっちり噛み合っていれば、バランスのとれた状態であると言えます。
無理な頭蓋骨矯正後の頭痛は、頭蓋骨の骨が歪んだ結果として起こっているのです。
「頭蓋骨矯正」と銘打っていても、実際には頭蓋骨23個のかみ合いは結局ずれたままなのです。
先に申し上げたような、生体の計らいで自然に歪んでいる場合とは違い、人工的に歪みをつくったことなので、状態は非常に悪いことになっていると思われます。
23個の骨の中で表面に出ているのは8個だけですが、頭痛や顔の歪みなどで悩んでいる場合の対策として、この表面に出ている骨だけではなく、23個の頭蓋骨全体が正しい位置に戻ることが必要です。
例えば、頭蓋骨には顔部分の骨が含まれているため、頭蓋骨が全て正しい状態であれば、顔の歪みはほとんど発生していないはずです。
顔の歪みに関連する、頭蓋骨分解図
頭蓋骨を手で矯正するのは危険です。
十全治療院では、頭の骨に手を触れることなく、生体の力によって頭蓋骨を矯正し、頭痛にも対応します。
首の一点矯正で対応するのですが、目的は脳からの指令を全身に導くことです。脊髄神経を圧迫しているズレをとり除くことで、それが適います。
脳はそれぞれの骨格の正しい位置を知っています。そのため、頭の歪んでいる部位に脳の力がはたらけば、自然な形で矯正されるのです。
十全治療院の頭蓋骨矯正による変化は、顔の歪みに最もよく現れます。先に申し上げたとおり、顔の骨も頭蓋骨の一部なのです。
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