Q. 施術後につらさが軽減しても、すぐにぶり返してしまうことはありませんか ?
A. 余計な刺激を体に与え続けていると、ぶり返すことがあります。
施術後につらさが減ってきていても、段々と元に戻ってくるようなパターンになってしまう方が時々いらっしゃいます。
そのような場合は、無意識のうちに何気なく続けている日常の癖が災いしていることが多いです。
よくある例としては、首・背中・腰などを、回したり、反らしたり、ポキポキと鳴らしたり、マッサージしたりということが挙げられます。
「つらさから一時的にでも逃れるために」と、頻繁にこれらの動作を繰り返すと、せっかく正しい位置に戻ろうとしているのに落ち着かなくなって、また歪んでいた状態へと戻りやすくなります。
ちょうど、傷口が塞がりかけているのに瘡蓋(かさぶた)を爪で引っかいてしまうのと同じことになります。
再び傷口がひろがるように、つらさがぶり返してしまうことでしょう。
つらいところが落ち着くまでの過程においては痛みや張りなどのつらさが多かれ少なかれ残っていますから、そのつらさから逃れようと余計な動作を繰り返していると、せっかく快方に向かっているところが後退することがあります。
常に意識して余計な刺激を与えないようにしていると、つらさがさらに軽減してきて、癖になってしまっている余計な動作もしなくなっていきます。
意識的に悪い癖をしないようにすることが、早くよくなるカギとなります。
悪い癖を続けていると、せっかくの体の変化が遅くなります。
ぶり返してしまう原因になる動作で一番多いのが、鼻を触ったり、すすったり、鳴らしたりすることです。
鼻がつまっている時などは、ついこれらの癖を繰り返してしまうのです。
仮に、1時間に10回だと1日に100回以上も繰り返すことになり、5日では500回を超えてしまいます。
1回あたりではそんなに気にすることはない微弱な刺激でも、積み重なると結果として大きな刺激を与えていることになってしまいます。
これら癖の回数が半減するだけでも、つらさからの回復はスピードアップしますから、意識して減らすようにしましょう。
※鼻が歪んでいると、鼻づまりや鼻炎・花粉症が酷くなります。施術によって鼻の歪みがとれてくると、鼻のつらさが軽減し、鼻をすする等の癖をしないですむようになっていきます。
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