教育された知能( Educated Brain)
教育された知能(Educated Brain)について・・・・・
本能的な先天的知能と教育された知能
「後天的知能」、「教育された知能」とは生活体験、教育機関、マスコミ等から得た知識・情報によって培われる、生きていく為の知恵のことです。
それらの知識で病気に対応したり、健康増進に役立てようとすると、先天的知能(イネイト)に対立する結果となる間違った行動を起こしていることになってしまいます。
よくある例として、特に小中学校で授業中とか朝礼の時などに、「姿勢が悪くなり体の歪みが起きるから、猫背にならないように背筋をピンと伸ばしなさい」と指導され、それが我々には潜在意識の奥深くまでインプットされてしまているということがあります。
これにより、社会人になっても就業中に座ってパソコンに向かっている最中などに、四六時中において背筋を伸ばすという動作を繰り返してしまいます。
これが何故いけないかというと、上部頚椎のアジャストメントを受けられて、その矯正後の状態を維持することで体調も整い、それに比例して背骨の歪みが自動的に正されていくときに、背筋を伸ばす行為が自然に修復するための妨害になってしまう場合があるからです。
つまり、一日に1~2回程度であれば、問題はさほどないのですが、このような姿勢を正そうとする無意識の動作は、それこそ20~30回程度は行ってしまっているのが現状で、この一日あたりの回数があまりにも多いので、背筋を伸ばそうとすることにより、背骨がそってある一定の箇所にテンションがかかってしまいます。
このような繰り返しにより、一日あたりの回数があまりにも多いために(1週間で140~210回)、せっかく背骨の位置が正しい方向へ向かい始めているのに、特にそのテンションがかかる背骨がひずんでしまうという悪循環に陥ってしまいます。
次に多いのがサプリメントのような栄養補助剤を摂取しているケースで、体は余分な物が体内に入って来ると、それを対外に排除しようとして、汗を出したり、尿・排便等にて排出しますが、これらはサプリメント等を摂ったがために、余分になさねばならない作用で、逆に体力を余計なことに使っているだけで、体を逆に疲れさせてしまっているのです。
その証拠に、お小水が普段より黄色くなったり、汗が独特のにおいを発したりしたことを、経験されているはずです。
よくあるケースの内、2つの例でお話しましたが、教育された知能による弊害は数え上げればキリがないほどあります。
この教育された知能の反義語である、イネイトの言葉の響きに耳を傾けて行きたいものです。
姿勢を正そうと意識しすぎると、逆に背骨は歪みます。
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