フィックスセーション (Fixation)
フィックスセーション (Fixation)について・・・・・
関節の可動域が減少すると、体が固くなります。
筋肉、靭帯が固定化し、関節の可動性が減少または消失した状態。
突き指をした後に、指の関節の周囲が太くなって指の曲げ伸ばしが困難になる時がありますが、これがまさしくフィックスセーションが起きている状態です。
これは、生体防衛反応の一つで、突き指によって関節の中で骨と骨の間隔が狭まり、そのまま平常時と同じように動かしていると、骨同士がぶっかってしまい、更に悪化してしまいますから、それを防ぐために筋肉・靭帯を固定化させて、関節の可動性を制限しているのです。
腰痛 腰の痛みの場合でも、このようなフィックスセーションが腰椎の周辺に起きて、「悪いところがさらに悪化しないように」と生体は可動域を制御しながら悪いところを支えています。
対症療法では、このフィックスセーションを伴っている、指の関節とか腰椎のズレを何とかしようとして、直接、矯正しますが、周囲の靭帯等の軟部組織や筋肉も固まっていますから、このような矯正は危険ですし、施術者の学んだ知識や技術をご来院者の生体に押し付けているにしか過ぎません。
快方に向かうごとに、骨格全体のユガミが正されてまいりますので、フィックスセーションが起きている部位も修復されて、肘の骨折の跡が伸びて来たり、顔の歪み改善や足指曲がりが伸びたりということにもつながります。
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