頭蓋骨が再びゆがまないように注意すること
【健康レター】~ 施術後に頭蓋骨がゆがまないように注意すること ~
頭蓋骨が矯正された状態を維持することが大切

頭蓋骨は23個の骨の集合体ですから、それぞれの骨のパーツがジグソーパズルのように上手くかみ合っていないと、顔のゆがみとなって表れます。この状態では頭もスッキリせず頭痛や頭重に悩むこともあります。
ゆがんでいるところは周囲の血管を圧迫して血流が滞り、顔色も悪くなってしまいます。
当院の施術で頭蓋骨のゆがみがとれてくることを体験されていらっしやると思いますが、中には施術後の状態を維持できていなくて頭蓋骨のゆがみが再発する方もいらっしゃいます。それは何らかの余計な刺激を習慣的に与え続けていると考えられます。
特に首から上をいじり続けていると再び頭蓋骨がゆがんできます。それを意識して、できるだけしないようにしておくと順調によくなっていくはずです。厄介なのは長年の習慣で無意識に毎日何回も続けているので、日数が経過すると結果として膨大な刺激の量になるのです。
例えば、1時間に10回鼻をすすっているとすると1日では150回を超えてしまいます。1週間では1,000回以上にもなり、これではまた鼻が曲がってきます。これを意識して、しないようにしておくと頭蓋骨の歪みが順調にとれてきます。不用意な刺激が半減するだけでも大分違ってきます。
症状が収まってしまえば、自然に癖がなくなります。それまでは意識して余計な刺激を与えないように注意してください。
◆ 以下に、過去の経験から、よくある例を記しておきます。
① 「頭」 揉む、撫でる、叩く
② 「耳」 イヤホン、ピアス、頻繁な耳掃除 → 月に一度で軽く
③ 「鼻」 かむ、すする、鳴らす
④ 「唇」 噛む、舐める
⑤ 「歯」 食いしばる、糸ようじ(デンタルフロス)、ゴシゴシ磨く
⑥ 「顎」 鳴らす、頬杖、固いものを噛む
⑦ 「喉」 鳴らす、咳払い、ゴロゴロうがい
②は、骨伝導のタイプで頭の形にあうものであれば代用できます。⑤は「スーパーフロス」なら歯の隙間を押し広げるような使い方をしないので代用できます。あるいは細めの歯間ブラシもいいでしょう。歯ぎしり防止のマウピースは、院長にご相談ください。⑥の固いもの以外にも、柔らかいスナック菓子でも沢山食べると顎に悪い影響を及ぼします。
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