偏った歩き方により、足指が変形する
【健康レター】~ 施術後に、靴が窮屈になることがある ~
曲がっていた足の指が伸びて、靴のサイズが合わなくなることがあります。

曲がっていた足の指が伸びて、靴のサイズが合わなくなることがあります。 靴の中で指が曲がっていると、全身に反映して体がゆがんだまま長時間生活することになり、全身が快方に向かうことの妨げになります。これからも伸びる余地も考慮して大きいサイズに買い換える必要があります。足のアーチも変わりますから足幅や甲の高さも変化し、偏平足も改善していきます。 なお、偏った歩き方により靴が変形します。体のゆがみがとれてくると変形した履物に合わせて歩くようになり、体がゆがむ悪循環になりますから靴を修理するか買い替えの必要があります。
体のゆがみがあると骨盤も定位置ではなくなり、歩き方や立ち方が不自然になり左右の体重バランスも偏ってしまいます。足の運びも左右差が起きてしまい、このようなアンバランスな状態で長年すごしているうちに段々と足指がゆがみ変形してくるのです。
このような状態が進んでくると、「外反母趾」「内反小指」「ハンマートゥ」「浮指」、そして足のアーチが減少する「偏平足」などに陥ってしまうのです。
足指が曲がっているということは、股関節・膝・足首も含めて脚全体が歪んでいる状態ですから、足指の変形は体のゆがみの注意信号だといえます。
当院での施術後に全身の206個の骨が正しい方向へ移動し始めます。そのときには曲がっていた足の指も伸び始めます。ゆったりとしたサイズの靴を選んでいる場合はしばらくは大丈夫かもしれませんが、ピッタリとした靴を履かれている方は靴のサイズが合わなくなります。
合わない靴を履いていると全身が歪んだままになります。窮屈になったら「靴ひもを緩める」「薄手の靴下にする」「インナーソールを薄くする」「靴を新調する」などの対策が必要です。
まだ足の指が伸びる余地がある場合は、現状より大きめの靴を選ばないとまた合わなくなります。インナーソール(中敷き)は必ず平らなものを選ぶことも大切です。返品が可能な場合は、当院にて確認の上で使い始めるといいでしょう。