頭蓋骨が動くと、歯が痛くなることがある
【健康レター】~ 歯の好転反応について~
施術後に歯が痛くなったり、歯茎が腫れることがある。

当院の施術で頭蓋骨が矯正されると上下の顎(あご)から出ている歯も動きます。例えば歯の隙間があり食べ物が挟まっていたのが歯が移動することで歯の隙間が狭くなりよくなった例など数多くあります。
体がトータルに整ってくると歯周病や虫歯予防にもなります。歯にも神経が流れていますから脳からの指令が十全に届くようになると、歯に対しても栄養がいき届き丈夫になり歯茎の血流もよくなります。その他、嚙み合わせ整ってくると偏った歯に圧が掛かりにくくなって、唾液の分泌もよくなるというように全般的に歯や歯茎にもいい影響がでてきます。「歯が白くてツルツルになってきた」との報告もあるくらいです。
そのときの好転反応として歯が痛くなったり、歯茎が腫れたりすることもあります。そのタイミングで、歯科医院にいくと人工的な処置を施されることがあります。歯を削ったりすると元の状態にもどることができませんので、しばらく様子をみてください。一過性のことですので歯の動きが終わると自然に痛みや腫れは治まってまいります。
しかしながら、歯や歯茎の状態が悪くて痛むこともありますから辛抱できない痛みの場合は、よくはないことですが痛み止めを飲んで様子をみるのもやむを得ないかもしれません。
歯の手入れとして、「デンタルフロス」を使うと歯を押し広げて歯が移動し頭蓋骨がゆがみます。これは快方に向かうときの大きな足枷になるので、使わない方が賢明です。歯の歯先の方向へ抜かないようにできる「スーパーフロス」を使用するといいでしょう。ご自身の歯の隙間に合ったサイズで優しく使用すれば、頭蓋骨がゆがまないでしょう。