運動による積み重なったゆがみ
【健康レター】 ~ スポーツの弊害 ~
過度な運動はほどほどに

スポーツ選手として競技を目的とした種目を長年続けて来られた方は、毎日毎日の厳しい練習の積み重ねによる体の歪みが蓄積されて、頑固なゆがみを伴って体調不良を抱えてのご来院がとても多いのです。
毎日の激しい投げ込みやぶつかり合いとか転倒とか怪我による、長年続けてきたことによる積み重なった状態ですから、結果として頑固で大きな体のゆがみや体のあちこちの辛さで、たまらずご来院されているのが現実です。
30歳前半から40歳代前半にかけての方々が多いのですが、それは、大学卒業後の20歳代までは若さで何とかしのげたということと、年月とともに体の歪みが増して辛さが飽和状態に達してのご来院だと想像しています。
年を追って体のゆがみが増えるのは、例えば、右足に60%左足に40%の体重をかけて生活するような歪みの程度が3年間で右足に70%左足に30%の体重のかけ方になるように体の歪みが増えて悪化した状態になり、ますます体の辛さが増長してくるからなのです。
ですから、体の歪みは放置しておけないことなのです。
スポーツ選手に限らず、過度な運動によりエネルギーを使い切ってしまうと、体を立て直すことにエネルギーが回りにくくなります。体調管理に専念するためには程々にしておくべきです。
しいては、トレーニングにより負荷がかかり傷ついた筋肉繊維の修復に対しても免疫細胞が集中してはたらきます。ウイルスや細菌を撃退するパワーである免疫力が弱まる結果になります。
解決策を自分で見出して、ストレスを放置しないことが大切です。精神的な負担と肉体的な負担がストレスが積み重なっているのです。精神的にリフレッシュするだけでは不十分で、2つの要素をしっかりとすることでストレスは減っていくはずです。精神的なストレスはリフレッシュにより解消し、肉体的なストレスは、ケアをする・運動をやりすぎないことです。
運動不足もよくないことです。通院中にも時期をみて併用するのも悪くはありません。基本として、ゆがみが再発しないように、そして回復の妨げにならないように、ほどほどがいいと思います。
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