横隔膜ゆがみの悪影響
【健康レター】横隔膜がゆがむと、体に悪影響を及ぼす 。
大きな筋肉である横隔膜がゆがむと、様々な不都合を引き起こす。

体の中でも比較的大きな筋肉である横隔膜がゆがむと様々な不都合を引き起こします。
心臓から出た腹大動脈という太い血管も横隔膜を通っているので、横隔膜がゆがんでこれを圧迫していると全身への血液循環がガラッと変わり、全身が冷えたり、呼吸が苦しくなることもあります。この腹大動脈への圧迫が動悸や不整脈を引き起こしたりして、間接的な心臓への悪影響も発生します。
ちなみに、脊髄から枝分かれした神経が頸椎4番から流れています。したがって首がゆがむと横隔膜のゆがみも伴うのです。
それ以外にも、横隔膜のズレが原因で胃を圧迫して胃痛を伴ったり、横隔膜には食道が通っているので、胃酸が逆流する逆流性食道炎を引き起こしたりします。
横隔膜が矯正されるときに、「動悸がする」「気持ち悪くなる」「寒気がする」などの一過性の好転反応がともなうことがあります。