膝の痛みは、特に歩行中に痛むことが多く、ある特定の角度で痛みを感じることも伴うため、思うように動くことが出来ず、普段の行動にも制限を受け不自由さを感じること、この上ないようです。
膝の関節の位置異常で、上下の骨と骨が適度な間隔を保てず、ある角度で接触して、ぶつかる度に痛みを感じてしまうのですが、重度の場合は、痛みを感ずる角度の範囲が広くなり、更に重症の場合は四六時中、痛みを感じてしまいます。
怪我による、靭帯損傷とかで直接、膝を痛めている外傷性のケースも見受けられますが、膝に痛みを伴っている場合は、骨盤・股関節・大腿骨・膝関節・脛骨・腓骨・足関節・指骨まで、つまり足の付け根である股関節から爪先まで、骨の位置が狂っているのが、現状です。
膝を悪くしている場合に、特に目立つのが足首の周りが太くなっている現象ですが、これは下腿には脛骨と腓骨の2本の骨があり、膝が悪いので膝から段々と足首が開いて太くなってしまったか、酷い捻挫等により足首が開いてしまい、それから段々と膝が悪くなって来たかの両方が考えられます。
いずれにしても、脛骨と腓骨の間の間隔が開いてしまい、変形性膝関節症のように重症になっている場合は、膝関節の周囲が太くなってしまっているだけではなく、足首も太くなって、そればかりではなく、左右の下腿が外側に彎曲してO脚にもなってしまっています。
実はここまで酷くならないにしろ、50〜60歳台に起こり得るであろう、膝の不都合の兆候が20歳台の若者の足にその兆候が現れています。
それは足の裏の横アーチが減少して、本来の足幅より太くなっている傾向があれば、フットバランスも狂っていますから10〜20年後は膝の関節にも狂いが生じて、その後、徐々に頑固な痛みにつながって行くと言えます。
更にどんどん悪化して行くと、膝に水が溜まったりしますが、これを注射器で水を抜いたりする治療法がありますが、これは膝の関節の中で炎症が起きているのを、静めようとして生体が起こしている防衛反応ですから、膝に溜まった水を抜くのを繰り返すことによって、更に悪化を招くことになりますから、感心しません。
膝を悪くされている場合は、靴を選ぶのにも苦労されている方が多いようですが、これは足の形自体も変形して既成の靴では、適合しなくなってしまうからなのです。
外反母趾・内反小指・槌状趾(ハンマートゥ)・かぎ爪趾・開張足・指上げ足の上部頸椎矯正による足指の変形の改善の治療前と治療後の症例写真を参照いただければ、効果は全身に及び膝痛も改善されることを感じ取れると思います。
これらの足指のゆがみは、体のゆがみによる偏った歩き方の悪循環が原因なのですが、着地する時の偏った足底の特定の接地部位に異常な体重が掛かることにより足のゆがみが生じて参ります。
足の付け根である股関節のゆがみが大元で、足底とか足の指にもバランス異常をも引起しつつフットバランスの異常をも来たして、さらなる偏った歩き方になり、体は大きくゆがみを増すばかりとなります。
顎関節・肩関節・股関節、この三つの関節は、球関節(臼状関節)と言って、臼状球面の関節窩が丸いボールを受けるような仕組みになっていて、広範囲の可動域を持っていますので、様々な食べ物を咀嚼したり、腕を動かしたり、足の運びが自由になる仕組みです。
この三つの関節は密接なつながりがあり、殆ど同時に位置異常を起こしているのを、臨床経験の上において観察しております。
つまり、顎関節症(自覚しない場合も含めて)、肩こり、膝の痛みの三症状を全て抱えてしまっているケースが殆どですが、股関節の位置異常は膝の関節にも、つながって行きますから、つまり膝を治すのには、顎関節・肩関節・股関節、この三つの関節を正さなければ、スッキリしないと断言できます。
あくまでも自然治癒の方向で進めて参りますので、上部頚椎のたった一箇所を矯正(アジャストメント)するだけで自然治癒力・整体作用により、全身が対象になり、元気を取り戻せることが、十全治療院のカイロプラクティック治療の目的ですから、自ずから顔のゆがみをも含む、全ての骨格が正されることにより、この三つの関節も定位置に戻り、自然に膝の痛みも消えて参ります。
膝の痛みには、上部頚椎カイロプラクティックが有効です。