頭蓋骨のゆがみと眼精疲労
【健康レター】~ 頭蓋骨と眼精疲労について ~
眼球を動かす筋肉を酷使すると眼精疲労に

デスクワークでパソコンでの作業を続けていると、目の疲れによくよく悩まされます。 疲れ目対策として目薬を毎日使っていても、その場しのぎにしかなりません。
眼精疲労の辛さは、近くの物を長時間見続けることで起こります。 例えば、スマートフォンやパソコンの画面を長時間見続けている時などです。
近くのものを見るたときには、水晶体という眼の中のレンズを厚くして焦点を合わせる必要があります。そのために、水晶体の周りにある毛様体筋を緊張させます。
そして、毛様体筋の緊張状態を長時間し続けていると、筋肉が疲労してきて疲れ目に伴う様々な目の症状が現われやすいのです。
また、一定方向に物を見続けることも、眼精疲労を誘発させます。 固定するようなかたちで一定の方向に眼球を向けていると、眼球を動かす筋肉を酷使することになり、眼精疲労を招いてしまいます。
例えば、横向きになってテレビを寝転びながら見続けているときに、テレビ画面に合わせて黒目の部分が流し目の様な状態になっている場合などです。
目の疲れから来る様々な辛さは、体のゆがみがあるほど顕著にあらわれます。また、体がゆがんでいると、回復が難しくなり時間もかかります。 特に頭蓋骨のゆがみは、その原因として目の疲れに深く関係しています。
疲れ目・頭痛には、頭蓋骨の中央に位置する蝶形骨が大きく関係しています。蝶形骨から視神経が出ています。また、蝶形骨は眼を動かすための6つの筋肉にもつながっています。蝶形骨は、眼球を動かす機能に関わっている重要な骨です。
蝶形骨がゆがんでいると、視神経や眼球を圧迫して目の機能低下を招きます。 そのため、頭蓋骨が矯正されて蝶形骨の位置が正しくなれば、目の機能改善につながるため、眼精疲労の改善につながります。
健康体で体のゆがみがほとんどない状態であれば、目の疲れによる不調も出にくくなります。適度に休息をとっていれば、眼精疲労からも自然に回復するはずです。
※ ご来院の皆様に、「寝転がって、読書やスマホをいじったりしないでください」と注意しているのは、目の疲れ以外にも首に負担を掛ける度合いが大きいからです。
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