姿勢が悪く偏った歩き方は、体のゆがみが原因
【健康レター】 ~ 悪い姿勢と偏った歩き方~
姿勢が悪くて偏った歩き方をしていると、体のゆがみの原因になる

姿勢が悪くて歩き方が偏っているのは、体がゆがんでいることが大きな原因です。体が歪んでいると左右の足に掛かる体重も均一ではなくなり、姿勢も悪くなって偏った歩き方になってしまうのです。
しかし意識して「姿勢を正して」歩こうとしても徒労に終わるだけです。体の歪みがとれてくると、姿勢も自然によくなって歩き方も正しくなってくるのです。
いつも皆さまにお話しているのは、「背筋を伸ばして姿勢を良くして歩こうとしたり、歩き方を意識して正そうとしたりしてはいけません」ということです。
それは、脳がコントロールして体がゆがんでいるなりにも一番ベストな方向へ工夫して歩こうとしていることに逆らって行動することになり、よくない結果を生み、あらぬところに負担を掛けていくことになります。
例えば、左足の足首の怪我をした場合には、右足に体重を掛けてかばいながら立ったり歩いたりして生活します。これは、左足に体重を掛けて歩き続けたりすると、左足首の怪我がもっと悪化するので、脳が工夫して最良の歩き方をするようにしているのです。
これと同様に偏った歩き方や姿勢が崩れているのも、さらに悪くならないように脳が工夫して体をかばっている本能的な現象です。
100%全てとは断言いたしませんが意識して何とかなるものではなく、本能の計らいで体を立て直すこと以外には的確に体を修復することはできません。見たり聞いたりしたことをご自分の体に当てはめようとしても的外れになることが殆どで、徒労に終わるだけです。
しかし、体の歪みをそのまま放置しておくのは賢明ではありません。それは体の歪みは段々と拡大していくからです。
仮に、左腰が痛いので右足に6割の体重を掛けて生活していた場合に、背骨や骨盤にもくるいが生じて首肩背中も体のあちこちに辛さが拡大します。このような状態で生活し続けている内にさらなる悪循環に陥って、もっと体がゆがみ右足に7割の体重をかけて歩くような悪化した状態にもなりかねません。
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